アドオンに何が起きているのか
Floorp は Gesturefy 削除に伴う代替手段として、すべてのアドオンを一部の *「about:」プロトコルと、「moz-extension://」プロトコルで動作させることが出来るようにする計画があります。これに伴い一部のアドオンに互換性状の問題が発生しています。しかし、当然、利点もあります。
*一部の about サイトでは、セキュリティの問題上、Floorp は動作を許可しません。
具体的には、about:preference や about:config 、about:addon が対象です。
以下にリストされているアドオンは Floorp では正常に動作しないことが確認されてます。
・Gesturefy
・DarkReader
・Malwarebytes Browser Guard
しかし、以下の記事を参考に修正すると、アドオンとの互換性を取り戻すことが可能です。
権限拡大の利点
アドオンの権限拡大には、上記のような不利な点だけではなく、利点もあります。
1. いくつかのスタイルをウェブページに与えるアドオンがブラウザー内部サイトやアドオン内部サイトでもアドオンが動作します。
2. 翻訳機能や翻訳アドオンのウェブページの完全翻訳がほぼすべてのサイトで動作するようになります。
3. アドオンの自由度が向上し、Floorp にアドオンを作成する際に、内部サイトを対象としたものを搭載させることも可能になります。
4. マウスジェスチャーで操作できるページがほぼすべてのサイトになります。
*アンケートの結果から、動作は認めないことになりました。